国際交流?留学 International exchange and study abroad

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派遣留学の体験記(韓国?慶北国立大学校)

国際学部 国際学科 3年  大信 梢さん

?韓国?慶北国立大学校
[2023年8月 ‐2023年12月]

● 留学先大学の特徴とアピールポイント
 慶北国立大学校は規模も大きく留学生も多いので、たくさんの人と交流することができます。交換留学生は留学生向けの授業を受講するので、あまり韓国人学生と交流する機会はありませんが、すらすら部という日本人は韓国語で、韓国人は日本語で会話するサークルの活動に参加するとたくさんの韓国人学生に出会うことができます。また、韓国の文化などを会話やゲームを通して知ることもできます。ソウルの大学に比べ、寄宿舎にも入りやすく、きれいで安いです。大学の前には結構大きい学生街があり、いろんなレストランや食堂、カフェがあってよかったです。慶北国立大学のある大邱は、日本語を話すことができる人がソウルほどいないので、どこへ行っても韓国語で話す練習ができてよいと思いました。また、慶州や釜山が近くにあるため、日帰りで旅行に行くこともできます。ソウルまでも新幹線で2時間半ほどで行くことができるので、大邱という都市で留学できたこともよかったなと思います。

〈大学校舎〉

 

● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
 まず、私は新しいことに挑戦するのが苦手で、自分の慣れている環境で過ごすことが多かったのですが、今回留学に行くということ自体が私にとっては一つの成長だったと思っています。留学して大学の授業で、自分と同じように他の国からやってきて韓国語を学んでいる学生たちと一緒に授業を受けながら、たくさん刺激を受けたり、学ぶこともあり、自分もより一生懸命勉強することができました。そしてやはり、韓国に行き強制的にその言語だけを話さないといけない環境に置かれることで、日本で勉強するより短期間で圧倒的にたくさんの言葉を覚えられたと感じます。また、日本で韓国語を独学で勉強してはいたのですがアウトプットの場がなく、ネイティブの発音を聞き、実用的な韓国語を学びながら、たくさん話す機会があるのも留学のいい点の一つであると感じました。そして私は言語を使ったサービス業での就職を目指しているのですが、日本で私が当たり前だと思っていたことが、韓国では違うことに気づくことができ、この気づきと留学で学んだ韓国語を今後役立てていこうと思いました。

〈日韓交流会〉


● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
 外国で暮らすのは、大変で不安もたくさんあると思います。しかし、留学で得られるものは語学力だけでなく、それ以上に多くのことを学ぶことをできました。私も行く前は不安でいっぱいでしたが、行ってからは不安に思っていたことを忘れるくらい、楽しいことや自分が成長できることがたくさんあり、その経験がすべて今の自分の自信になっていると感じています。今、留学を悩んでいる、考えている皆さん、大体のことは何とかなるので、やらずに後悔するより、やって後悔しましょう!

〈韓国料理〉



● 最後に
 私が一番記憶に残っているのは、ルームメイトの友人といろいろな場所に旅行に行ったことです。最初に行った慶州旅行では観光地まで自分たちで高速鉄道やバスを調べながら行き、間違った駅で帰りの汽車を予約してしまったのですが、窓口でそれを払い戻しをしたときに、このような間違いでも経験、自分のまなびになっていると感じて、とても楽しかったのを覚えています。また、ソウルなどに行くと自分の発音から、日本人だと気づいて日本語や英語で話してくださることが多かったのですが、ありがたいと思いながらも韓国語で話す練習がしたいと思ったり、そのたびに自分の発音をもっと上達させたいという気持ちになりました。その点では大邱は日本人も少なく、韓国で学んでいるという実感がわきやすいのではないかと思います。

〈ソウル旅行〉

〈慶州旅行〉

 

 

 

 

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